8月19日に神奈川県庁にて開催された平成26年度神奈川県「大学発・政策提案制度」の公開コンペにおいて本学が提案した『子育て家庭の孤立予防のためのひろば全戸参加事業(赤ちゃんひろば事業)の開発』(代表:保育学科長 吉田眞理教授)が採択されました。
本提案の採択により、平成27年度・平成28年度に神奈川県と本学が協働で事業を展開いたします。
▲表彰状を受取る 吉田眞理 保育学科長(左)と黒岩祐治 神奈川県知事
【政策概要】
■政策名:
子育て家庭の孤立予防のためのひろば全戸参加事業(赤ちゃんひろば事業)の開発
■提案概要:
“その地域で生まれたすべての乳児と保護者が集まる「赤ちゃんひろば」を開催し、親支援のグループワーク(おだたんモデルプログラム=OMP)を実施する。これにより、保護者の養育力を高め、すべての子育て家庭の地域とのつながりをつくっていく”という事業の提案である。本学が神奈川県の支援を受けて、小田原市で先駆的な取り組みを行う。平成27年度には小田原市の乳児家庭全戸訪問(こんにちは赤ちゃん事業)の際に、訪問員が「赤ちゃんひろば」への全戸参加を促し、孤立のない子育ての地域づくりを目指す。平成28年度には「赤ちゃんひろば」の運営者の自主研修用DVDと手引きを作成し、「赤ちゃんひろば」とOMPの神奈川県内への普及を図る。
■参考:神奈川県 大学発・政策提案制度 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5902/