毎年6月は『食育月間』です。
『食育月間』とは、家庭、学校、地域、職場など社会全体で、国民的な拡がりをもって、
食育推進に取り組んでいただくために設けられた、食育※の強化月間です。
※食育とは、近年の「食」をめぐる状況の変化に伴う様々な問題に対処し、その解決を目指した取組み
『食』はわたしたちの生活の中において、とても身近な存在です。
普段の生活の中で『食』について意識している方も、
あまり意識していない方もいるのではないかと思います。
6月は食育月間となっておりますので、
この機会にぜひ、『食』について考えてみてはいかがでしょうか。
◎参考HP
内閣府 共生社会政策 食育推進
~~~ 『食』に関する豆知識 ~~~
◎骨を丈夫にする話
①骨の健康とは
骨の組織は、柔軟性のあるたんぱく質の一種(コラーゲン)でできた線維に主にカルシウムが
沈着してできています。
骨は新陳代謝し、古くなった骨は分解し(骨吸収)新しくカルシウムが沈着して形成されます。(骨代謝)
骨を強くするためには骨形成を促進することが大切です!
②骨の健康に関与する栄養素
1) 丈夫な骨作りのベースとなるカルシウム
1日に、1~2歳400mg、3~5歳600mg、10~60代女性650mg 以上摂取することが重要です。
《カルシウムを多く含む食品》
牛乳コップ1杯(200ml):220mg
しらす大さじ1(5g):26mg
豆腐1/3丁(100g):120mg
小松菜80g:136mg
ひじき5g:70mg
2)カルシウムの吸収に不可欠なビタミンD
≪ビタミンDを多く含む食品≫
干し椎茸・魚類(特に鮭・うなぎ・鮪・青皮の魚)
3)カルシウムの吸収を促進するたんぱく質と
骨へのカルシウムの沈着を助け、骨と骨の潤滑油となるコラーゲン
≪多く含む食品≫
動物の骨や皮(鶏手羽・牛筋・フカヒレ・・)
★ポイント
カルシウムの吸収を妨げる栄養素であるリンやナトリウムを、
多量に摂取することは控えるようにしましょう。
*リンを添加していることが多い インスタント食品・スナック菓子などに注意!
③食生活にカルシウムをバランス良くとり入れる工夫
4つの食品群からバランス良く食事に取り入れることが大切です。
「牛乳・乳製品」「小魚・海藻類」「緑黄色野菜」「大豆・大豆製品」
少し意識を高め、食生活を変えてみることで、心も体も健康になります。
是非、試してみてください!
≪お知らせ≫
第19回おだたん食育村 開催
(1) 日時 平成28年8月6日(土) 10時 ~ 13時30分
(2) 対象 小田原市及び近隣在住の親子40名(親子20組を予定 子どもは小学生)
(3) テーマ 第17回「おだたん食育村~おいしく食べよう!夏野菜~」
(4) 内容 ①地場産の夏野菜、米、魚介類を用い、パエリアなどを作る。
②作ったパエリアなどで昼食をとりながら、手作りの教材を用いた子ども向けの食育を
学生が短時間で実施する。
(5) 参加費 食材費として大人も子どもも一人350円 他に傷害保険代として一人50円
申込等の詳細情報は、今後本学HPに公開いたします。