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小田原短期大学初代学長 井上秀氏のご紹介

記事作成日:2016年05月12日(木)

本学初代学長である井上秀氏は、平成27年にNHKの連続テレビ小説として放映された
「あさが来た」の田村宜役のモデルとなった人物です。

秀は広岡浅子氏の長女である亀子と学友で広岡家との縁もあり、学問への熱意を浅子に見込まれ、
また、「女子教育」を公表した成瀬仁蔵氏とまみえたことで日本女子大学校家政学部に入学しています。
入学した当時は結婚しており、一児の母でもありました。

卒業後は、日本女子大学校附属高等女学校教諭を経て、浅子の勧めで、シカゴ師範学校に
留学するなどして、婦人問題に関する様々な研究をし、家政学者として日本の家政学の確立と
その発展に務め、生活の向上と福祉に大きく貢献しました。

昭和6年には日本女子大学校の初の女性校長として第4代校長に就任し、
昭和21年までの15年間にわたり務められています。

昭和31年には、前身である小田原女子学院長に就任、翌年(昭和32年)には
本学の初代学長に就任され活躍されました。

小田原短期大学は、女子教育の精神が世代を超えて受け継がれている短期大学です。

 

初代学長 井上秀

「初代学長」井上 秀(いのうえ ひで)

明治8年1月6日~昭和38年7月19日(享年88歳)兵庫県に生まれる。
明治27年京都府立第一高等女学校卒業。
のち日本女子大学校家政学部に入学、第1回生として卒業。
昭和31年小田原女子短期大学の前身である小田原女子学院長に就任。
昭和32年小田原女子短期大学(現:小田原短期大学)初代学長に就任。

小田原短期大学 「建学の精神」
女子を 人として 教育する
女性として 教育する
国民として 教育する

無題